ウイルス(機械語レベル) |
ウイルス名 |
徴候 |
影響 |
その他 |
CDEF |
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感染したディスクからファイルをコピーすることでコピーされた Desktopファイルに感染する |
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CODE-1 |
ハードディスクを "Trent Saburo"という名称にする |
クラッシュ、不安定にするシステムとアプリケーション間で循環して感染 |
10月31日に起動する |
CODE 252 |
"You have a virus. Ha Ha Ha Ha Ha Ha Ha Now erasing all disks... Ha Ha HaHa Ha Ha Ha P.S. Have a nice day Ha Ha Ha Ha Ha Ha Ha (Click to continue...)"のメッセージを表示 |
実際にはデータを削除しない。
感染するとシステムクラッシュ、ファイルの破損があるシステム、Finder、アプリケーションに感染 |
6月6日から12月31日の間に起動メッセージ表示後自己を削除 |
INIT 17 |
そのマシンを初めて起動したときに"From the depths of Cyberspace"と表示。それ以降は表示しない |
6800ベースマシンでクラッシュさせることがある
システム、アプリケーションに感染 |
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INIT 29A/B |
ロックされたフロッピーが挿入されると感染したシステムは 'The disk "xxxxx" needs minor repairs Do you want to repair it?' と表示することがあるファイルサイズが大きくなる |
メモリ不足、クラッシュなどシステムが不安定になる
プリントでの問題
システム、アプリケーション、文書に感染(文書は伝染性はない) アプリケーションは再インストールした方がよい |
急速に広がる |
INIT 1984 |
クリエータとタイプの変更、名称の変更(ランダムな文字列)ディスク上のファイルの削除 |
機能拡張書類に感染 |
悪質
13日の金曜に起動 |
INIT M |
クリエータとタイプの変更,ファイルとフォルダの名称の変更(ランダムな文字列か Virus MindCrime という名称)作成日、修正日の消去、まれにファイル削除
初期設定フォルダ内に FSV Prefs というファイルを作成 |
機能拡張、アプリケーションに感染 |
悪質
13日の金曜に起動し、その日のファイルに影響を与える |
MDEF A (B,C,D) |
初期の128Kや512KモデルのMacintoshで問題となることがある |
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システムとアプリケーションに感染 |
nVIR (A/B) |
再起動時に1/16の確率でビープ音を鳴らすか、Don't panicという言葉をしゃべる。(感染したアプリケーション起動時では1/8から1/256の確率) |
システム、アプリケーションに感染 |
日本でも比較的多く見られる |
Scores |
ノートパッドファイルとスクラップブックファイルのアイコンを白紙アイコンにする
MacDraw, Excel でのプリント時の問題 |
頻繁にシステムエラーメッセージが出る
システム、アプリケーションに感染
感染したシステムは再インストールが必要 |
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T4-A/B (C) |
起動中に機能拡張の読み込み途中でストップする |
アプリケーション、Finder に感染 |
GoMoku2.0/2.1が感染していた
Disinfectantが働いているかのように思わせることがある。
Disinfectantは感染したファイルを元には戻せない |
WDEF |
ビープ音,機種により頻繁なクラッシュ
アウトラインフォントの破壊と表示での問題 |
感染したディスクからファイルをコピーすることでコピーされた Desktopファイルに感染する |
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ZUC |
ポインタが斜めに自動的に動く、ジャンプするなど異常な動きをする |
アプリケーションに感染 |
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ウイルス(トロイの木馬) |
ウイルス名 |
徴候 |
影響 |
その他 |
ChinaTalk |
ディレクトリの破壊 |
ChinaTalk(機能拡張書類) |
女性の声のサウンドドライバを装う |
CPro |
マウントされているディスクをフォーマットしようとする |
CPro141.SEA(自己解凍型、アプリケーション) |
Compact Pro アップデータを装う |
FontFinder |
ディレクトリの消去 |
FontFinder |
フォントのリストを表示するユーティリティを装う |
MBDF A/B |
クラッシュ、メニューからコマンドを選択したときのクラッシュ |
Tetracycle
Tetris-rotating
Obnoxious Tetris
Ten Tile Puzzle |
システム、 Finder、アプリケーションに感染
Disinfectant で対応できる
感染に長時間かかるためフリーズと思えリセットすることが多いためディスクのシステム管理領域をいためやすい
起動中に停まる、機能拡張マネージャが出ない、アドレスエラー,存在しないシステムトラップ、不当命令、バスエラー、EM機能拡張エラータイプ10、Type10,11エラーなど
日本では96年5月に被害報告が出て以来、比較的多く見られる |
Mosaic |
ディレクトリの破壊 |
Mosaic(アプリケーション) |
ペイントプログラムを装う |
NVP Trojan |
テキストを入力時母音(a,e,i,o,u)が表示されない |
New Look |
ディスプレイの再設計ができるという |
Steroid |
ディレクトリの破壊 |
Steroid(コントロールパネル) |
QuickDrawを速くするという |
StuffIt Deluxe 4.5 (DR) |
リストを作成すると見せかけてファイルを削除する |
StuffIt Deluxe 4.5 (DR) |
StuffIt Deluxe 4.5と紛らわしい |
Virus Info |
ディレクトリの破壊 |
Virus Info |
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マクロウイルス |
Microsoft Word の WordBasic を利用したウイルスで Word6以降のテンプレート、文書、に感染するほか、WordBasic、Visual Basicを使用できるアプリケーション環境下にも感染する。
プラットフォームに依存せず、DOS、Windows 3.x、Windows 95、Windows NTだけでなく、OLEをサポートするプラットフォームに影響を与える。
従って Macintosh にも感染してくる可能性がある。
ただし、現在のところ英語版で作成されたマクロウイルスは原理的に日本語版 Wordには DMV、Wazzu以外に感染する可能性はない。(DMVも実際には感染しない)
Microsoft Office にバンドルされる製品、特に Word を使用していなければ感染はない。
以下の影響は以上の状況下のみで限定して発生し、基本的に Word のテンプレート、文書に感染するのでシステムや他のファイルに感染することは少ない。
ウイルスは Word で作成した文書を必ずテンプレートとして保存するという特色を持っている。
Disinfectant は全く対応していない |
ウイルス名 |
徴候 |
影響 |
その他 |
Atom |
12月13日にテンプレートのあるフォルダ内の*.*というファイルを削除 |
*.*というファイルがなければ被害はない |
Wintelではフォルダ内の全てのファイルを削除 |
CAP |
ユーザーが作成したマクロや、今まで使用していたマクロを消去する。
メニューから "(M)マクロ"コマンドが消え、機能が使えなくなる |
不明 |
日本語版でも感染、動作する |
Concept
(Word Macro 9508) |
数字の1が表示されるアラートが出ることがある
感染したファイルがテンプレートとして保存される |
Macintosh版Word英語版に感染する |
日本では96年11月に被害届が出て以来、もっとも一般的な Word マクロウイルス
ただし、日本語版には感染しない |
DMV |
一連のダイアログを表示。その最後は "Macro virus has been spread..." で始まる |
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日本語版に感染する可能性があると考えられている |
FormatC |
"The Environ$ statement is not available forWord for the Macintosh" を表示 |
システムに感染する |
トロイの木馬で繁殖はしない。
日本語版には感染しない。 |
Hot |
感染したファイルを開こうとすると次のエラーが表示される
"Word Basic Err=543"
"Unable to open specified library." |
Macintosh版には英語版日本語版とも感染しない |
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